春になり、暖かくなってきたと思ったら、『ギックリ腰多発』の季節です。
昼間は暖かいのに、朝晩は意外とまだ冷えたり、気温差が大きいこの時期は、本当にギックリ腰になって来院される患者様が増えます。
そもそも「ギックリ腰」とは、急に腰が痛くなる「急性腰痛」を指します。痛みの原因はさまざまですが、かどや鍼灸院に来院される患者様の多くは、筋緊張性の腰痛です。ふとした動きの時に、腰やおなか周りのどこかの筋肉がつってしまう感じになって、激痛がはしり、動けなくなっている状態です。
このような患者さんたちはほぼ共通して腹部に力がないように思います。東洋医学的には精気が虚している感じ。年度替わりで、環境も変化し自分でも気づかないうちに疲れが蓄積されているのかもしれません。
自分なりに、体と心をやすめる時間と方法を探すのも大切だなぁとおもいます。